本日の稽古 (20220930)

空手でした。仕事と夕飯で遅れて20:00から参加。

初心者〜紫帯グループ (あるいは女子グループ) & 指導員と、茶帯 & 黒帯グループ (あるいは男子グループ) に分かれて形の稽古をしていたので、男子グループに加わって三人で鉄騎初段の稽古。茶帯の子のを見るという体だが、自ずと三人共同じ形を打つことになる。

延々と騎馬立ち、延々と鉄騎初段。二十何年振りかなぁ。その当時と同じ試練が、小学5年の彼にもついに。

黒帯の彼にコッソリ堂々と「いま協会じゃ (第2挙動から第6挙動まで) どういう速さでやるの?」と問うも、「人によって全然違うんでわかんないっす」との答え。全国大会まで出場した彼が言うのだからそうなのだろう。

私が習ったその当時は第2挙動の掛受から第6挙動の鉤突までほとんど一気にトントントントントンと打ったけど、今は第2・第3挙動 (掛受・猿臂) と、第4・第5挙動 (顔左向・下段払)、第6挙動 (鉤突) と、トントン・トントン・トンと分けた動きにもなるらしく。実際に茶帯のその子が打ってみる。一気にやると技が流れてしまって、いま中学生の黒帯の彼の方法の方が技が流れにくく勉強になった。

20:40頃には私も二人もなんとなく飽きてきたので「平安二段!」と声掛けて、なんちゃって試合形式で打ってみる。見ている一人が「引き分け再試合」という限りは延々と形を打ち続けるという結構な稽古になった。

  1. 黒△(平安二段)△私 引き分け再試合
  2. 黒△(平安四段)△私 引き分け再試合
  3. 黒○(平安五段)×私
  4. 黒△(平安三段)△茶 引き分け再試合
  5. 黒○(慈恩)×茶
  6. 茶△(平安三段)△私 引き分け再試合
  7. 茶○(平安初段)×私

気がついたら私など平安初段から五段までと鉄騎初段の、すべての指定形を打っていた。嗚呼これはさすがに疲れました。最後のそれなど、私が「抜塞大か慈恩ならできそうだけど、慈恩は自信ないなぁ」と言えば、茶帯の彼は「俺、抜塞大できない (慈恩ならできる)」と言う。
結局「平安初段でもいいべ〜」ということになり打ったのだけど「ああ!これはわからん!」との声あり。平安初段の難しさというか奥深さというか……そういうものを身を以て感じた三人でした。

(本日8名)