最近の空手道稽古
ずっと更新が滞っていたにも拘わらず、有り難いことに一定数のアクセスはあるようで……。あまり放っておくのもよくないし、「こいつ最近何やってんのよ?」と思われるかもしれない。昨年から今年の2月頃までは「本日の稽古」などと称して空手道場の稽古日誌と雑感のようなものを書き続けていたことだし、最近の稽古のことを約半年分まとめて書いておこうかしら。
今年度の大会が一段落してイロイロ
4月の北海道大会 (私は不参加)、7月の全国大会 (見に行っただけ)、8月の小中学生全国大会 (支部から5名出場)、そして10月にブロックの小さな大会が終わり、半年間続いた大会がひと落ち着きした。10月の大会は1.5コート (午前中2コート、午後1コート) で終わる小規模なもので、一般男子など形も組手もエントリーが私しかおらず、試合不成立となり、当日は応援やウォーミングアップの相手などに専念するかたちに。
時代の流れというか時の巡るのというか、そういうのはやっぱりあるもので、自身、13歳の頃 (もう21年も前だ!) 自由組手の打ち込みをしている最中、当時の師匠の脇腹に相当強烈な廻蹴りを入れてしまったことがあったが、今シーズン、中2男子から上段突きを3度食らっている。うち一回は何分間か目眩・ふらつきがあって結構つらかった。つくづく「大人は当てられるのが仕事か〜」とか思っていたら、その後私のほうが彼との打ち込みで1回軽く上段を当ててしまい、その数日後に割りとがっつりと入れてしまった。今のところ2対3である。
白帯の子が増えた
スポーツではなくて武道で、試合も最初のうちは出られる技量があるわけでもなく、級審査も年に2回しかない同上なので、とかく地味な稽古の繰り返しにはなる。しかも拳を前に突き出すだけなのに色々言われてわけがわからなくなる。するとついてくるひと、そうじゃない人としっかり分かれてきて、あるいは1年くらい経つと自信を喪失する人もある。
いや、そうゴタゴタ言うよりもなんせかんせとにかく地味ではあると思う。ところが、最近兄弟で稽古に加わってきた人たちがある。お兄ちゃんは小学3年生、弟は幼稚園の年長だとか。教わる方も教える方も恐る恐る、といった風情もあったのだけど、せいぜい1か月くらいで、それを過ぎれば兄ちゃんのほうは初心者のわりに蹴りがうまかったり、弟のほうは初心者のわりに後屈立ちがそれっぽくなってたりで、こっちが驚かされる。
また、太極初段を数回やっただけなのに返り方 (第3挙動、第5挙動、第9挙動など) をちゃんと覚えていて、若い若い子どもたちの記憶力はまったくどうなっているんだろう? 当然そうなってくると「ついでだから平安初段も覚えようか!」となり、すると道場の隅で見学しているその子達のお父さんなどはスマホ片手に形の稽古の動画まで撮り始めたりして、なんだかこっちまでキンチョー。「そうかスマホで撮っていれば家でも復習できるよなぁ」と、自身初めて太極初段・平安初段を習った24年前?を思い出したり、あるいは支部長も40余年前を思い出したりしていた。
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