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ひとり実践報告 (朝メール)

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2019/03/17

繋がりから始まる

16歳の春から精神疾患に罹患しておりますが(自律神経失調症と言われたのは15歳の秋頃)現在に至るまで、といいますか、高校時代に5回の入院歴があります。そのうちの一回、17歳の夏は閉鎖病棟への入院で、保護室=いわゆる独房(ベッドと便器しかない六畳間、鉄格子で常に施錠)に隔離されたこともあります。

第1回目の入院と、第4回目の入院(上述の隔離された時期があったとき)のときに、仲良くさせてもらった中年女性でK田さん(当時は実態上のみ結婚されていたのでM利氏)という方がおられ、また、そのK田さんと仲が良かった方でK保田さん(同じく当時は結婚されていたのでM本氏)という方がおられました。

私も何度も入退院を繰り返していた時期で、また、症状も相当のものでしたので、先に何度目の入院云々と書いたものの、その人間模様については記憶も曖昧なのですが……。

3月14日木曜日の夕方4時頃、私の携帯電話へ突然知らない番号からの着信がありました。

「もしもしー」

「あの、丸小さんの携帯でしょうか」

「ハイ」

以前病棟でご一緒したK保田なんですけど、いや、当時はM本だったんですけど離婚してK保田なんですけど」

「あ、ハイ……」

「その節はお世話になりまして、ありがとうございました」

「いえいえこちらこそ、あのときはお互い大変でしたから(←必死に思い出している)」

「実は、K田さんから、なんかご実家戻られてご活躍されてると聞きまして」

「いやいや、活躍なんて、なんもなんも……」

お話しを伺うと、

- 退院後、新しい命を授かり出産したものの、旦那とは離婚

- パート等の職をいくつかし、現在は雇用保険を受給中

- 選考に通れば5月から介護関係の職業訓練を受給予定

- その間時間があるので、パソコン(特にWordとExcel)の勉強をしたい

- その話をK田さんとしていたら、丸小の名前があがった

ということで、私もその日は早めに仕事をあがる段取りでいましたので、ひと通りの仕事を片付けてから、「電話で話すのもなんですので、お会いしてお話しましょう」ということに。善は急げ、即行です。

約一時間後に仕事も片付き、その方のお宅へ訪問しまして、まぁお座りください、となった瞬間に驚きました。テーブルの上にはすでに「エクセル・ワード」と表紙に書かれたノートがあがっていました。もうすでに「事」は動き出していました。即行がすでになされていました。

互いに「あの頃」から「今」までの話しをしてその十数年間を振り返り、「いやぁ、すっかりお互いに状況も変わりましたね」などと話しも落ち着き、本題へ。

仕事として請けることも考えたのですが、この繁忙期に(しかも私の体調も不安定ななかで)仕事中の時間を費やすのも難しく、また、昔の繋がりから始まり今があるということもあり、あくまでプライベートな付き合いということで、概ね毎週日曜日午後に約2時間×5回ということで話しはまとまりました。

「あの、お値段は……」と問われ、私もしばし悩みましたが、まずは手許のスマフォで1分弱調べさせていただきました。

間柄もありますし、プライベートということもあることから、専門業者の相場よりも安いという某シルバー人材センターの同様のサービスよりも安めの額で「お気持ち」ということで頂戴することと相成りました。

まさか、十何年も前の、しかも病棟での繋がりが、その時を経てまた繋がりが始まるとはまったく考えもしませんでした。世の中はすべて一瞬一瞬の偶然の連続で時が流れておりますが、偶然というにもなかなか足らないものがあるようにも思われます。

ちなみに、すっかりご無沙汰していた共通の友人K田さんとも、その日の晩に数年振りに電話で話すことができました。

さて、今日がその初日です。お教えするのに用いる資料はすでに昨日のうちに用意が済んでいます。が、どうも気持ちが落ち着かず、昨晩に他のことまで「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」として、布団に入ってもあまり眠る気にもなれず、緊張の日を迎えております。とどのつまり、例により、眠れぬ日はそれを「受け容れる」ということで朝を迎えております。

否、緊張というよりも、ある種の昂奮に近いものがあるかもしれません。

気づいたらすぐに行う即行の大切さも然ることながら、繋がりやご縁の大切さを感じさせられたこの数日間でした。