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苦悩の旧里はすてがたく
いまだ生まれざる安養の浄土は
恋しからず候

名残惜しく思へども
娑婆の縁つきて力なくして終わるときに
かの土へは参るべきなり

『歎異抄』第9章

巻頭言

自然のことなど人間がわかることではない。よいことも悪いことも、いつ何時それが起こるかわからないし、第一、それがよいとか悪いとか考えているのは人間のままほかならない――と思う。

よいとか悪いとか考えていることを、さっぱりと受け容れながら生きていきたい。自然を前にして人間はヒトでしかなかったのだ。

平成30年 (2018年) 9月9日

巻頭言集